2020-06-18 信長燃ゆ 下巻 朝廷が、いとも簡単に信長を成敗する。筋書きは近衛前久。光秀は単なる鉄砲玉に過ぎない。あまりにあっけない。信長と前久の蜜月と対決も、多くは、回想シーンだ。やはり、『神々に告ぐ』以降の物語を小説として読みたいと思った。光秀がもともと義輝の奉公衆と説明されていた。光秀=進士氏説を思わせるせめて、光秀の死や本能寺の変の後始末まで書いて欲しかった。安部龍太郎先生、もっともっと書いてください。